西島悠也|失敗した時。
絵のうまい人は、いかに「失敗しないか」とは考えていません。
いかに「失敗を成功へと変換させられるのか?」ということを考え、実践しているのです。
このリセット方法を掴んでいれば、1枚も無駄にすることなく、絵を上達させることができます。
では具体的に、「リセット術」とは、なんでしょう?
これは、「洗い出し」「拭き取り」の2つの技になります。
これは、タオルやティッシュで水分を拭き取る方法です。
それだけ?と驚くかもしれませんが、それだけです。
絵の具に対する水分量を増やす。
ちょっと水分が足りなかったなと思えば、筆を使って、水を落とせば良いのです。
ただ、水分を多く入れすぎてしまった場合はどうでしょうか?
何もしなければ、ただ乾くのを待つしかありません。
下手に筆でいじると、水が左右へ移動して、はみ出してしまったり、へんな縁取りができてしまったり、色が均一にまざってしまって、ムラになってしまいます。
それを防ぐために、
ティッシュやタオルを使って水分量を調節するのです。
ぜひためしてみてください。